サンクチュアリでは、毎年510日からアカウミガメの繁殖調査を実施し、卵を保護柵に埋め戻します。その保護柵は、冬の間に砂が溜まり、植物に覆われるために、アカウミガメの産卵前に柵の保全、砂のかきだし、除草作業を行いました。

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会員の皆様を対象とした公開産卵調査は7月31日をもって終了致しました。

本年は、産卵がなかなか進まず、7月になってやっと連続して産卵が始まりました。

公開日が7月だったことから、参加者の皆様には調査を体験していただくことが出来ました。

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2019年度は、産卵の最盛期に高温が続き子ガメのふ化にも大きな影響が出ました。
浜松から掛川の海岸の繁殖データを添付しますのでご覧下さい。
今年は、アオウミガメの産卵があり、本州で初めてふ化して海に旅立っていきました。

日本の本州で初めてアオウミガメが産卵・ふ化、大海に旅立ちました。サンクチュアリの34年間の活動で初めてのことです。アオウミガメは、従来、小笠原諸島や屋久島など暖かい海岸で産卵するウミガメで本州(遠州灘海岸)では産卵・ふ化しませんでした。今年は、海水温が高いため台風の発生が続いていますが、地球の温暖化や気象変動が影響していないことを願うばかりです。アオウミガメはアカウミガメより体が大きくお腹は真っ白です。体の輪郭の白が目立ちます。

2019.05.19産卵調査

2019年アカウミガメ初産卵

2019年5月19日(日)に、浜松海岸にてアカウミガメの今年初産卵が確認され147個の卵を保護しました。

 

2019年アカウミガメ初産卵

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サンクチュアリ  ネイチャーセンター
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